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分かりづらくて混乱気味/『007 慰めの報酬』




 

監督
マーク・フォースター

脚本
ジョシュア・ゼトゥマー
ポール・ハギス
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド

製作
マイケル・G・ウィルソン
バーバラ・ブロッコリ

製作総指揮
カラム・マクドゥーガル
アンソニー・ウェイ

音楽
デヴィッド・アーノルド

主題歌
アリシア・キーズ/ジャック・ホワイト「Another Way To Die」

撮影
ロベルト・シェイファー

編集
マット・チェシー
リック・ピアソン

上映時間
106分

登場人物
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)
カミーユ(オルガ・キュリレンコ)
ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)
M(ジュディ・デンチ)
レネ・マティス(ジャンカルロ・ジャンニーニ)
ストロベリー・フィールズ(ジェマ・アータートン)
フェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)
グレッグ・ビーム(デヴィッド・ハーバー)
ミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)

あらすじ
愛する人を失ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、彼女を操っていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)が南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものだった。

007 慰めの報酬 - Wikipedia

 

★★★☆☆

 

前作『007 カジノ・ロワイヤル』の続編である今作。実は007シリーズで前作の続編の作品は『007 慰めの報酬 』が初めてらしい。初めての続きものということで、続きものにしなければならない何かがあるのだろうと当然期待する。結果、期待に応えてくれたとは言い難い映画だった。

 

アクションは相変わらず良い。冒頭が前作の終わった直後から始まる。しかもカーアクション。アストンマーティンDBSとアルファロメオ159の周りに迷惑を撒き散らしながらする追いかけっこは迫力満点。その後、いかにも中世といった綺麗なイタリアのシエナの街をジェームス・ボンドと敵が闘いながらのチェイス。これも見応えがあった。

 

たしかにアクションは良いんだけど、少し話がわかりづらかった。ストーリーの軸がボンドの復讐と組織の計画の阻止と2つあるのは構わないんだけど、説明不足で混乱してしまった。ボンドがなぜここにいるのか、誰を追っているのか、ボンドの復讐と敵の関係等、「えーと、こいつはああだからボンドにとってはこういう存在で・・・」と頭の中で考えていると、どんどん話は進んでしまうし、ド派手なアクションにも集中できない。

 

メリハリもなく、印象に残った場面が少ない。たんたんとストーリーが進みつつ、アクションがドッカンドッカンやってるといった感じ。悪役に大物感が皆無で、ヤバさも魅力も無かったのが残念。終盤のドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)との格闘シーンも相手は喧嘩素人丸出しなのに、なんでそんなに苦戦してんだと思ってしまった。

 

制作期間と脚本家組合ストライキが重なってしまったのが脚本が若干とっ散らかってる要因だろうと言われてるらしい。前作と比べて時間が40分短いのもそれが関係してるのかも。アクションだけでも観られる映画だとは思うので時間が短いのは良いことかも。相変わらずダニエル・クレイグは格好良かった。