db


怪獣集合大暴れ映画以上でも以下でもない/『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』




f:id:kohhe:20190604211931j:plain

 

原題
Godzilla: King of the Monsters

監督
マイケル・ドハティ

脚本
マックス・ボレンスタイン
マイケル・ドハティ
ザック・シールズ

製作
トーマス・タル
ジョン・ジャシュニ
メアリー・ペアレント
ブライアン・ロジャーズ

製作総指揮
ザック・シールズ
バリー・H・ウォルドマン
松岡宏泰
大田圭二
ダン・リン
ロイ・リー
坂野義光
奥平謙二

音楽
ベアー・マクレアリー

撮影
ローレンス・シャー

編集
ロジャー・バートン
リチャード・ピアソン
ボブ・ダクセイ

上映時間
132分

登場人物
マーク・ラッセル(カイル・チャンドラー)
エマ・ラッセル(ベラ・ファーミガ)
マディソン・ラッセル(ミリー・ボビー・ブラウン)
アラン・ジョナ(チャールズ・ダンス)
サム・コールマン(トーマス・ミドルディッチ)
アイリーン・チェン/リン(チャン・ツィイー)
芹沢猪四郎(渡辺謙)

あらすじ
日本が生んだ怪獣王ゴジラをハリウッドが映画化した「GODZILLA ゴジラ」(2014)のシリーズ第2作。前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げる。また、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」に属する人々が奮闘する姿を描く。「X-MEN:アポカリプス」「スーパーマン リターンズ」などで原案や脚本を担当してきたマイケル・ドハティが、脚本を手がけたほか自らメガホンもとった。前作から引き続き、芹沢猪四郎博士役を演じた渡辺謙が出演するほか、カイル・チャンドラー、ベラ・ファーミガ、サリー・ホーキンス、チャン・ツィイー、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンらが共演。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ : 作品情報 - 映画.com

 

★★★☆☆

 

f:id:kohhe:20190604211828j:plain

今年1番楽しみにしてた映画

この映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、『GODZILLA ゴジラ』(監督:ギャレス・エドワーズ)、『キングコング: 髑髏島の巨神』(監督: ジョーダン・ヴォート=ロバーツ)の続編になる。前作を楽しめた自分としては次回作はゴジラに加えてさらに多くの怪獣が登場するという噂を知った時点で観ることを決めていた。予告編が公開された時もすぐに観て感動した。予告編の出来がかなり良かったので期待しつつ楽しみにしていた。

 

迫力のある映像になるのはわかりきってる映画なので観るなら絶対にIMAX3Dで観ようと決めていた。ちょうど6/1のファーストデイに名古屋にいたので、IMAXシアターのある109シネマズで鑑賞した。

怪獣同士の戦いが見所

前作とは違って早々に怪獣が出てくる点はよかったと思う。1作目の『GODZILLA ゴジラ』でなかなかゴジラが出てこず、散々焦らしてからのゴジラの咆哮が最高だったけど、今作で同じことやってもしょうがない。

 

主な怪獣はゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドン。怪獣のデザインはモスラを除けばかっこよくてよかった。モスラはもう少しどうにかできなかったのか。自分の中でのモスラのイメージは柔らかくフサフサしてるんだけど、今作のモスラは固くキシキシしてる感じ。モスラの卵も気に入らないし、幼虫が可愛くないのも気に入らない。リアルにしないといけないのはわかるけど、モスラに関してはもう少し可愛らしさが欲しかった。

 

f:id:kohhe:20190604223311j:plain
f:id:kohhe:20190604223059j:plain

もう少しこれらのデザインに寄せてもらいたい。

 

怪獣の登場シーンと怪獣同士の戦いはどれも迫力があって素晴らしかった。特にラドンが目覚めてからキングギドラと遭遇して戦う流れは気に入った。ただ正直ラドンにはもう少し根性をみせてもらいたかった。怪獣も動物ということで本能的にしょうがないのかもしれないけどもう少し頑張れるだろと。

人間パートが退屈なのは定番

怪獣だけ暴れまわってくれればそれでいいといえばいいのだけど、それでは映画にならないので人間パートは必要。人間ドラマはそこまで邪魔になってなかったけど、退屈だった。ただそんなことは怪獣映画にはつきものなので個人的には気にしない。芹沢博士(渡辺謙)、そこはあなたが行く必要があるのかというシーンがあっても気にしない。

 

役者が自分が観てるドラマから結構出ててそういう意味では楽しめた。『ゲーム・オブ・スローンズ』『シリコンバレー』『ストレンジャー・シングス』を観てる人はそういう面でも楽しめると思う。

中国資本だから?

レジェンダリー・ピクチャーズが2016年に中国の大連万達グループに買収されているのでしょうがないのかもしれないが、モスラが中国の雲南省で発見されるのはいただけなかった。原作ではモスラの卵はインファント島という太平洋上の南洋諸島に存在する架空の島で発見される。こういう設定があるのにわざわざ中国に変える意味があるのか疑問。

 

日本の存在感も無いに等しい。ゴジラを生んだ国にしてはあまりに寂しい。終盤にちらっとゴジラの絵とカタカナで「ゴジラ」なんてみせられても失笑しかでない。どうせ設定変えるならモスラが発見されるのを日本にしてもらいたかったけど、レジェンダリー・ピクチャーズが作ってくれなかったらそもそも観ることすらできないので文句言ってもしょうがない。ありがとう、レジェンダリー・ピクチャーズ。

怪獣映画が好きな人は観るべき

怪獣映画が好きな人にはおすすめ、そうじゃない人には正直おすすめできない。怪獣が好きなら怪獣が出てくるとテンション上げられるんだけど、そうじゃないと人間ドラマは退屈で、怪獣が出てきてもよくわからず退屈となると眠たくなる。画面も基本ずっと暗いし。事実一緒に観に行った怪獣映画に興味ない人は寝てた。

 

怪獣の大迫力映像の一点突破な潔い映画なので観るべきか観なくてもいいか判断しやすい親切な映画だと思う。観るなら当然映画館で観ないともったいない作品。自分は怪獣映画として充分楽しめたので満足。